ガケノフチ・ノート

ADHD・ASDな俺が、ボケ防止のために始めた大変有意義な雑記ブログです。

【⑥10~15日目、16日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

――10~15日目

 

 

非常に鬱積していた。

なぜかと言われれば、ひとえに僕の立場の不安定さにあるわけだけれど、それが分かっていても太刀打ちできる術を今のところなにも持ち合わせていないところにもまた苛立ちを感じ、鬱々とした気持ちは堆く積み重なっていくばかりだった。

 

何日か泊まっただけだけれど、もうすっかりなじんでしまったネットカフェで、僕の一日が始まった。

リュックサックの中を漁ると、和歌山県に着いたときにコンビニで購入した煙草の箱が、くしゃくしゃになって発掘された。何本か余っていたので、喫煙スペースに駆け込み、情けなく首を垂れながら煙草を喫む。

ただ余っていたから喫煙しただけだ。義務感のように、紫煙をくゆらせる。それは新体操のリボンのようにいびつに歪みながら天井へと立ち上り、やがて消えていった。

 

12時間経過する少し前に、チェックアウトした。

この日はあまりいい天気ではなかった。雨が降りそうで降らない、そんなもどかしい空の色だ。降るんだったらとっとと降ってくれと思う。思わせぶりだ。

振るんなら潔く振ってくれ?このハッキリしない感じは、恋愛になんとなく似ている。

 

バイクを走らせ、公園に向かう。名前は忘れてしまった。再チェックインして漫画を日がな一日読み漁るのもまた一興と思ったが、一日一回は外出しないとなんとなくソワソワしてくる僕には、どだい無理な話だった。

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公園。名前をわすれてしまった

 

公園をウォーキング。中学以来、慢性的に運動不足だから、ハイキングや登山をするようにプライベートで心がけている。

 

 

再び同じネットカフェに入店し、横になる。読むともなしに適当な漫画を流し読みするが、全然面白いと感じない。

これはやばい。僕は物心つく前から漫画本・大好き子ちゃんなのだけれど、今の僕にはどんな漫画も心に響いてこない。

 

途中外出OKなので、歩いて近くのコンビニに行く。この日の飯はファミチキと菓子パンだけ。当然だけど、そんな物の写真は撮っていない。

 

この一連の行動が、僕の中で【自分ルール化】してしまった。

朝起きてチェックアウトし、公園に向かってウォーキングし、コンビニかスーパーで最低限の食べ物を買い、再びネットカフェに転がり込む。ネットカフェ難民って、こんな感じの気分なのだろうか。

情けなさすぎる自分を直視できなくて、ひたすら漫画の世界に逃げたが、結局僕の心をいやしてはくれなかった。

それが、この後五日間ほど続いた。

いや、正確には四日間だ。

五日目は――つまり、家出して15日目の夜は、ネカフェには泊まらなかった。

何を思ったのか、公園で夜を明かすことにしたのだ。

以前の記事で屋根付きベンチの画像を載せたが、そこで一夜を明かした。ネカフェ難民の気分を味わったのだから、ついでにホームレスの気分も味わってみようと、当時の僕は思ったのかもしれない。

そこでよなか中、コンビニの軽食を齧りながら、スマホで【ファイナルファンタジー5】をプレイしていた。

 

――16日目

夜が明けたころ、なぜか僕の気分は吹っ切れていた。

まったく鬱々としないといえばウソになるが、どうしてか身体がだるくなるほどの鬱積した負の感情は消えていた。こういうのには波があるのだ。

 

僕はバイクに跨った。

今日はいい加減、少し遠出してリフレッシュしよう。そう思った。

 

 

なので、淡路島に行くことにした。

道路を使っていくか、フェリーを使うか。

学生のころ、バイクで淡路島までいったことがある。とあるゲームの聖地巡礼のために赴いた。スイセンが咲き誇っているような時期だった。

その時はバイクで島まで渡ったため、今回は明石にバイクを置いてフェリーで渡り、徒歩で淡路島を散策することにした。

 

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フェリーに乗り込む

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到着する

 

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凄くいい天気だった。僕の気分はみるみる内に回復していく……!!

さらに、猫が沢山いるもんだから、もう癒されマクリヌンティウスであった。

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癒されマクリヌンティウスの猫の吸いつきたい後頭部

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でっかいカタツムリみたいな島


 

 

 

調子がよくなってきたことがハッキリと分かった瞬間に、物凄い空腹に襲われた。なので、道の駅の食堂でアナゴ丼とエビマヨを食べた。

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美味くて失神するかと思いました

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200円か300円位?だったんですけど、こんなにエビが入っています!味の百万塔陀羅尼や~


やべえ……泣いていいですか?いえ……すいません。違うんです。美味しすぎてですね……小生、昨日までファミチキと菓子パンしか食ってないしがないネカフェ難民だったものですからええ……。

 

ってカンジで、貪りましたね。ええ。

 

だが!健全な20代の若者の腹には少し量が少なかったのです。なので調子に乗って、もう一杯、海鮮丼を食した。

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やべえ……泣いていいですか?(以下略)

 

淡路島は玉ねぎが凄く有名です。

以前淡路島に訪れた時、僕は、ご当地のお菓子と――玉ねぎを超大量買いして、家に送りつけてみました。

唐突に大量の玉ねぎを送りつけられた母が驚いていておもしろかったですね。

今回は……しません。家出ですからね。

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フェリー乗り場に売ってます

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俺的最高クールショット

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この写真に猫が一匹隠れています。どこでしょうか?


 

 

周囲を散策して、再びフェリーで明石に戻りました。

その後、結局また西宮へ戻ってしまいました。

 

ですが、もうしばらくしたら拠点を変えようと思っていました。

体調も気分的にも十分に回復してきたので、もっと西を目指そうと思い、その日は爽快な気分でいつものネットカフェで就寝しました。

 

 

今回はこれで。

 

五日間ほどを適当にまとめてしまって、自分でもなんだかなぁと思ったのですが、写真は殆どないし、日記に立脚しながら記述しているといっても限度があるので、あまり中身の無い記事になってしまいました。

以後は結構写真も増えてくるので、このブログに通りがかった人にはぜひ見て言ってほしいと思います。

 

 

それでは!

 

君は人の家の料理を食べることができるか?~Tanin Meshi attacks me~

 

――Tanin Meshi attacks me 1

 

この話は、僕が高校三年生になったばかりの頃にお付き合いしていたEという女の子が、夕暮れに染まる電車内において、僕との何気ない会話の中で発した一言で火ぶたが切られます。

 

Eの無邪気な提案を聞いたとき、当時の僕は、彼女の面前で約二秒程硬直しました。絶対にしていました。

Eはあの時、いつもとなんら変わらない、屈託のない表情で僕と会話していました。

 

 

 E「――それでね、最近、ママもパパも帰りが遅いから、自炊して勝手に食べてん」

 私「へえ、すごい。脱帽だ」

 E「家にある料理の本とか読みながら練習したらね、めっちゃ上達した!もう、三つ星!」

 私「すごい。『継続は力なり』というわけか」

 

 

 ※話言葉は当時を踏まえてリメイクしてます

                         

 

そうです。高校生カップルの、何の変哲もない内容の会話でした。僕を硬直させるような要素など、どこにもない。いや、なかったというべきでしょうか。ここまでは。

 

そしてEは口にしました。

 

 E「そうだ、明日弁当作ってきてあげようか?」

 

 

――なに?

 

 

(俺に弁当を作ってきてくれる……だと??)

 

 

僕は硬直したのです。ほんのわずかな間、僕のツルツルの脳はフル回転を余儀なくさせられました。

単純に嬉しかったし、常識的に考えれば、これは二つ返事でOKすべき非常に有り難いシチュエーションでもあるわけです。

 

いち高校生男子として、異性の手作り弁当を食すイベントを逃すわけにはいきません。男冥利に尽きるそのありがたき提案は、最早、男のライフイベントです。

 

僕は恋愛アドベンチャーゲームやそれらのノベライズの類が昔から好きなんですけど、親しい異性に弁当を作ってもらうというのは、もうお決まりといっても過言ではないくらいしばしば目にするシーンです。

つまり、僕はもうゲームやノベルでこのシチュエーションを予習済みだということ。うろたえる理由はどこにもないはずなのですが……

 

それでも僕が即座に返事することができなかったのは、ひとえに僕の潔癖なところが災いしたためでした。

 

ーーTanin Meshi attacks me 2

 

ここで少し、当時の僕の神経質具合を簡単に記しておこうと思います。

自分ちで作ったご飯」これは当然ですがOKです。

外食全般」これもOK.。

他人が作ったご飯(出来たてほやほや)」これ、けっこう抵抗があったのです。その人の家が綺麗だと抵抗感は弱くなります。散らかっていたり、あまり清潔でない家の場合、拒否感がかなり強まります。

 

他人が握ったおにぎり」これは誰であっても基本的にNG。コンビニのおにぎりは好きです。

 

人の食いかけの食べ物」超絶抵抗があります。食べられないことはありませんが、全力で遠慮したいです。

店で売ってる弁当」これは全然OK。

 

 

今回は「他人が作った弁当」です。

ここで補足しておきたいのは、Eの家では何回か「出来たての飯」をごちそうになったことがあるということです。Eの家は清潔さは申し分ないので「出来たての飯」には、ゼロとは言い切れませんが、ほとんど抵抗はありませんでしたし、たいへん美味しく頂きました。


しかし今回は「他人が作った出来たての飯」ではなく「他人が作った時間の経過した飯」です。


今まで遭遇しなかったケースに遭遇したことが、僕を混乱させた一番の理由です。

 

実際、瞬時にこんなに複雑に考えを巡らすこともできませんので、当時の僕はほぼ自動的に「ありがとう。楽しみ」と口を開きました。

 

ーーTanin Meshi attacks me3

 

そして明くる日、約束通り、登校の途中にEから弁当をもらいました。


Eとは違う学校だったのですが、互いの学校が比較的近いところにあり、加えて二人とも筋金入りの帰宅部だったので、成り行きで放課後はほぼ毎日顔を合わせていました。


従って、この日の放課後も会う事になるわけで、十中八九Eから弁当の感想を聞かれることになるのです。

 

食べない、という選択肢は男として……というよりは人としてどうかと思うので、もちろん有り難くいただきます。Eが自分のために腕をふるって作ってくれたという事自体、当時の僕にとっては無上ともいえる喜びでしたから。

 

だからこそ、その歓喜の裏側で「Eが作った弁当」に、たとえ僅かであっても、なにか名状しがたい不安のようなものを感じている自分が、すごく失礼で嫌な奴に思えました。

 

 

昼食の時間です。

いつも一緒に昼食を喰らう別のクラスの友人に断りをいれ、僕はひとり、教室の自席でEの弁当と対峙しました。

 

僕がいつも使っている、母が100均で買ってきた唐草模様の弁当風呂敷とは違って、Eのそれは、巾着っぽい感じのぱっと見でも明らかに女子が使うものでした。しかし、それには誰も突っ込んできません。なぜなら高校三年の時の僕には、自慢ではありませんが、クラス内に友人らしい友人が殆どいなかったからです。

 

まあ、当時の僕の憐れまれるべき友人事情は置いときまして、Eの作った弁当は完膚なきまでに普通の弁当でして、ぼんやりとキャラ弁のような、ビジュアル重視のやつを予想していた僕は、良い意味で裏切られました。


凝ってはいないけれど、バランスを考えた、いわば質実剛健な、完成度の高いお弁当です。

 

 

(なんか……いつも食ってる母親の弁当みたいだ)

 

 

蓋を開けた瞬間に弁当箱から立ちのぼる芳香は、いつもの僕の弁当とは異なる、余所の家庭の食卓を思い起こさせるような香りでした。

 

美味しそうな匂いなのですが、どことなく異質な感じがしました。


Eの弁当は、嗅覚を通して、僕が「他人弁当」に対して抱いていた形容しがたい不安をいたずらに、そしてがさつに掻き立てていったのです。


……しかし、本能にはあらがえません。空腹の最中に、乱暴に鼻孔をくすぐっていく弁当の香りは、だんだんと不安を覆い隠し、否応なしに僕の胃袋を揺さぶり、食欲を誘発させてきます。


そして僕は、弁当箱についていたプラスチックの箸で――失礼ですが、恐る恐る弁当を口に運んだのです。

 

 

 ーーTanin Meshi attacks me4

 

「他人が作った弁当」――Eが作ってくれた弁当は、端的に言って普通に美味しかったのです。

食べ終わる頃にはもう「他人が作った弁当」という意識は完全に霧消していて、まるで、慣れ親しんでいる自宅の飯を食ったかのような充足感に包まれていました。……いえ、Eという親密な女子が作ってくれたのですから、それ以上ですね。

 

この出来事をきっかけに、当時の僕は「他人の作った飯にどうしても抵抗がある問題について思う事がありました。

 

 

こういうのって、慣れなんだな

 

とね。

 

これを機に、僕はEに対して、たまにでいいのでまた弁当を作って欲しいと頼み込みました。Eも満更でもない様子で、週に一回くらい僕に弁当を振舞ってくれました。

 

 これは当時の僕がぼんやり考えたことでもあるんですけど、こういった「他人の作った飯に対して抵抗を抱いてしまう」みたいな神経症的な性質って、今後生きていく中で、マイナスに働くことはあれど、プラスに作用することってないと思うんですよね。


他人と関わらざるを得ないあらゆるシーンで、独特のこだわりだとか潔癖な面とかってのは、足を引っ張る存在でしかありません。

 

なにかの場面で、他人に料理を振舞ってもらうことになったとき、あからさまに躊躇したり微妙なリアクションをしてしまわないように、こういうのをきっかけに慣れておいたほうが良いかもな、なんて思ったのです。当時の僕は。

 

Eとはお別れしてしまいましたが、高校生の時の――だいたい半年くらいだったでしょうか。「他人飯訓練期間」は功を奏し、大人になった今ではもう、他人飯全般に対する抵抗はかなり弱まりましたし、他人弁当に対しても「いつでもかかってこい」くらいの余裕な態度をとれる位ビッグな男になりました。おにぎりは未だに抵抗ありますけど……。

 

 ――Tanin Meshi attacks me5

潔癖気質のある人にとって、抵抗を感じてしまうような物事が世の中にはあふれ返っています。


他人飯に限らず、電車のつり革、黄ばんだ古本、クリーニング剤の匂いがする古着、レンタカー、まわし飲みetc.


何に拒否感を抱くかは人によって違うと思いますが、僕のこの体験から言わせていただくと「絶対イヤって訳じゃなけど、ちょっと抵抗あるな……」くらいの事柄は大概、何度も何度も反復的に経験することによって「慣れ」ていって、最終的には屁でも無くなります。

 

僕の他人飯がそうでしたから。

 

他人飯へ抵抗を抱いている人たちには、「もう、むしろ積極的に食おう」くらいの気概を持って、臨んでほしいと思います。

 

 

 

――終わりに

 

Eによって他人弁当を克服した僕でしたが、その後しばらく、誰かに弁当を作ってもらえるような機会には中々恵まれませんでした。


これは、Eの純粋な厚意による提案を前に、悪気はなくとも硬直してしまった僕への呪いなのでしょうか?

 

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Eさん!美味しかったよ!元気にしてるかい?

 

 

 

【⑤8,9日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

――8日目

ひどく寝ざめのわるい朝だった。

ここは、兵庫県西宮市のとあるネットカフェ。どうやら漫画をぱらぱらとめくっていたら、座イスに腰掛けたまま寝ていたみたいだった。

 

ただ、僕の寝ざめの悪さは、きちんと横になって寝なかったことに起因するものではなかった。

明らかに。

名状しがたい不安の様なものが絶え間なく押し寄せてきて、それはやがて胸底で凝り始めた。胸臆はコールタールをぶちまけたような黒々とした泥濘と化し、先日までの開放感の残滓は底なしの暗闇へと沈んでいった。

 

仕事という悩みの種を解消できたのは事実。だが、人間っていうのは不思議なもので、次から次へと――まるで義務であるかのように――何かについて思い悩まずにはいられない。

この時の僕は、心中に胡坐をかいて居座る茫漠な恐怖に責め苛まれていたのだが、今にして思えば、このように考えていたのだった。

 

「家出して一週間程度たったが、こんな馬鹿げた逃避行生活がいつまでも続くわけがない。俺はいったいこの先どうしたらいいのだろうか」

 

この気持ちは――仕事で抑うつに悩まされていた時の気持ちとそっくりだった。せっかく回復してきたというのに……。

 

僕は慄然とした。

 

こうして思い悩んでいるうちにも、ネットカフェの料金は加算されていく。

僕はとりあえず、チェックアウトすることにした。

 

 

 

空は曇っていた。

絶えまない車の流れ。立ち並ぶ商業施設。だいぶ都会に来たなぁと感じる。

 

 

不安は依然として鬱積していたが、気にしていてもしょうがないので、とりあえず気を紛らわせるために、市内を散策する。

以前、涼宮ハルヒの憂鬱聖地巡礼をするためだけに、はるばる兵庫県の西宮へやってきたことがあった。

大学生の頃だったので、だいたい二年位前のことだ。その頃の事を思い出し、僕は聖地を巡りながら、不安を掻き消そうとひたすら街中を彷徨った。

 

 

しかし、街中は存外に人が多い。

僕は人ごみが結構苦手なので、こういった気分が落ち込んでいる時はなおさら、人ごみに居ること自体が、精神が加速度的に消耗していく大きな要因となる。

 好きこのんで自分を責め苛む趣味は、僕にはない。

なので、バイクを取りに戻り、また少し西へ移動することにした。

 

 

西へ西へと移動していったが、あまり距離を走らないうちに早くも消耗してしまった。

なんとか岡山県に着いた。

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精巧な案山子のような人形が沢山ありました


しかし、やることがない。

前、倉敷の街中と、閑谷学校という所へバイクで行ったことがあるが、岡山に関してはそれくらいしか思い出がない。

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再び行く

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俺様の最高にクールなバイク。中型。


 

あんまり食欲がなかったが、朝から何も食べていないので、名物の【ホルモンうどん】を食べることにした。

 焼うどんに白米がついてくる?…………妙だな………。

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ビジュアル的に絶対味薄いだろ!って思ったんですけど、しっかり味ついてました

 

 

けど凄くおいしい!

少し元気が戻った。単純なものだ。

 

 

再び西宮へ戻り、ネットカフェにチェックインした。以後、何日かこのネットカフェを拠点にすることになる。

 

 

 ――9日目

 

朝5時には起きようと思っていたのに、寝坊しすぎて12時間たっていたらしく、店員のおばさまがブースまで起こしに来てくれた。すみません……。

外に出ると、ポツリポツリと雨が降っていた。

 

名前は忘れてしまったのだが、大きな池のある公園を見かけたので、バイクをそこに止めて、雨脚が弱まるのを待ちながらぼーっと池を眺めていた。

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数日後、ここで夜を明かすことになるのだが、寒過ぎて凍るかと思った

 

雨が弱まってきたので、市内を散策。

 

本日何も口にしていないことに気がつき、【ラーメンさんじゅうまる】さんで食事。この寒い中すするラーメンの何とうまいこと!アツアツの濃厚なスープが骨の髄まで染みわたります。

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スープがとっても美味しかった。水筒に入れて持ち歩きたい

 

飯を食うと、例によって気分が回復。

二日、三日ほど風呂に入っておらず、流石に匂ってくるんじゃないかと心配になったので、この流れで【えびすの湯】に立ち寄った。

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綺麗なスパ銭

三時間ほど入浴。壺湯に身を浮かべながら星空を見上げていたら、結構心が晴れやかになってきた。

 

帰りに「うさぎランドリー」で溜まった洗濯物を全て洗うことにした。

ただ、この洗濯物……全然乾かねえ!!

厚手のパーカーを洗ってしまったのが失敗だった。

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夜のコインランドリー。思ったよりも人の出入りが多い。僕はスマホでFF5をやりながら過ごした

 

結局、全て洗濯し終わったのは、夜の11時頃。

再び昨日のネットカフェに戻り、就寝した。

 

 ――終わりに

僕はこの辺りからほんの何日間か、原因不明の抑うつ感に悩まされることになります。

 

家出してから一週間くらいは意気揚々と周辺の写真を撮って回ったり、知らない町を散策したり、名物グルメなんかを食べたりしていたけれど、やがてそんな気力も興味も無くなっていき、ネカフェでひたすら漫画を読んだりして過ごすようになってしまいました。

意気消沈とはまさにこのことです。

 

一時的なものではあったのですが、この時はこういう鬱々とした気分が延々と続くのではないかと、戦々恐々としていました。

結局、暫らくしたらフツウに復活するのですが、この時は、なんか分からないけど気分が落ち込んでしょうがなかったのです。

 

あとこの時、少しだけですが、親しい人間と会話したい、と思うようになりました。

不思議でした。僕は自他共に認める一人遊びの達人です。なので、孤独を感じることはあっても、それに寂しさや不安を覚えることは今までただの一度もありませんでしたからね。

 どうしようか迷いました。

けど、友人や家族とは絶対連絡とらないと決めたので、とりませんでした。

 

 

以降の一定期間の日記は、写真の数が少ないため、あまり載せることができません。

正直、写真撮る元気なんか無かったのです。

 

 仕事の合間なんかに画像をブログ用にリサイズしたり、ポチポチと文を打っているので、二日か三日にいっぺん程度の更新になってしまいますが、まだ続きます。

 

それでは。