ガケノフチ・ノート

ADHD・ASDな俺が、ボケ防止のために始めた大変有意義な雑記ブログです。

回想譚

初めて乗ったオートバイの思い出

――初めて乗ったオートバイの思い出(会話は当時を踏まえ創作している) 初めて乗ったオートバイ……それは50ccのスクーターだった。 時は僕が高校生だった頃まで遡る。 中学生時代にちょいワルグループの主要人物として幅を利かせ、肩で風を切って歩いてい…

大学時代の小説家志望の知人の思い出

小説家になることを夢見ている知人が居た。 知り合った当時は僕も彼も大学生だった。脇目も振らずに夢を追いかけることが許されるような歳だ。 僕は前の記事で書いたとおり特に夢もなく、ぼんやりと生きていたわけだけれど、彼は違った。 彼は小説家になりた…

職場のヤクザみたいな見た目の人の思い出

新卒で入った職場を短期間で退職してフリーターをしていたころ、真っ当な人生のレールからドロップアウトした人たちの流刑地のような職場で短期間アルバイトをさせて貰っていたことがある。 職種は伏せさせて貰うが、本当に色々な人間がいるメルティングポッ…

中学生時代の真夏の放課後の思い出

「もし明日、突然学校にゾンビの大群が襲ってきたらどうする?」 ――どうするってお前、そりゃ…… いかにも頭の悪い中学生男子が持ちだしそうな話題だ。 当時、何を隠そう頭の悪い中学生だった僕は、部室がわりの物置小屋で、友人Fと共になんの実りもない荒唐…

【ツーリング】少し前のツーリングの思い出・栃木

――はじめに 決して長期間という訳ではなかったが、無職をしている間は本当に色々な所へ出掛けた。 その事は以前一連の【家出】の記事の通りだ。僕はその後、正社員を目指す前に、リハビリと称して短い間フリーターの様な生活をしていた。 その時合間を縫って…

公務員を退職した当日の思い出

1 僕が上司に退職する旨を伝えたのは、肌をつんざくような寒風が吹き荒れる×月のことだった。 安易に決断したわけではなかった。 悩みに悩みぬき、そして導き出した答えであった。 決意を胸臆にかき抱きながら床につき――そしていつもと変わらない朝を迎える…

【ツーリング】毎年欠かさない墓参りの思い出

――はじめに(一日目) そこそこ前の話になってしまうが、オートバイで祖父の墓参りに行った。 恒例行事である。 僕は毎年、祖父の墓参りを欠かさない。 首都圏からはそこそこの距離がある山形県に祖父が眠っている墓があるのだが、中学生のころから、特に理…

【青春18きっぷ】新成人ガケノフチ、鈍行列車一四〇次

1. その日は誰もが額に汗を浮かべるような、真夏日だった。 当時大学生だった僕は、夏季休暇期間を、この上なく不自由に過ごしていた。 独り自室で粗末なパイプベッドに腰掛け、痛む身体をさすりながら、忌々しき数日前のアクシデントを脳内に呼び起こした。…

【家出、終わり】 仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

――40~43日目 帰りたいけれど帰りたくない…… そんな複雑な心境のまま決めあぐねていた僕は、東京の某所にあるネットカフェ(快活クラブ)で三日間程過ごすことになった。 勢いでもう日本一周しても良いんじゃないかとも思っていた。 けれど――結構暖かく…

【(22)39日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

――39日目 早朝に起床し、沼津を目指した。沼津を目指した訳は、せっかく海沿いを走ってきたのだから海の幸と洒落込もうと思い、寿司を食べられる所をさがしていると、沼津周辺にそういった飲食店が多く見られたからだ。 しかしながら、僕が早起きすぎてどの…

【(21)38日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

――38日目 この日なのだが、読み返してみるとやたらとやる気のない日記だったので、大したことが書けない。 当時の日記を見る限り、当日は殆ど移動だけに費やしたのだと思う。。 岐阜県の崖っぷちにある民宿を辞去し、一気に南下した。そのまま愛知県をスル―…

【⑳37日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

――37日目 石川県から出発 37日目は、石川県の金沢から岐阜県を目指して走った。 かなり早朝に到着。白川郷は早朝に来るに限る。前訪れた時は結構な観光客が見受けられたが、今回はほとんどと言っていいほど人がいない。 白川郷は【ひぐらしのなく頃に】の聖…

【⑲36日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

――36日目 家出してから一カ月以上が経過した。 あまり心境の変化がない。 誰かに会いたいとか誰かと話したいとか、一瞬だけ思ったこともあったが、それはどうやら一過性のものだったみたいで、やはり独りが一番だと思った次第だ。 ネットカフェから出発し、…

【⑱35日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

早朝に民宿を辞去し、香住町へ。 香住の海岸 決してさびれているというわけではないが、どことなくうら寂しい雰囲気が所々に垣間見える。 船着き場。沢山の船が係留されている コンビニや飲食店の類は少ない。ホームセンターと大きめのスーパーが一軒ずつと…

【⑰34日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

――34日目 風が轟々と音を立てていた。 朝起きると、まずはじめに耳に入ったのは、唸りあげる強風と雨戸をしたたかに叩く雨の音だった。驚いて窓を開けてみると、外は横殴りの雨に支配されていた。 これは……今日外に出るのは無理だ そう判断した僕は、急いで…

【⑯33日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

――33日目 本日は島根から鳥取まで向かう事に。 移動がメインになるだろう。行けたら兵庫の日本海側までたどり着けたらいいなあと思っていた。 途中、オートレストラン的な所を見つけたため、休憩がてらに立ち寄る。バイクは長時間乗ってると身体が痛くなっ…

『独りで旅行に行くと、なぜかその地元の子供たちにめっちゃ挨拶される現象』の思い出

――初めに ところで、僕はオートバイが好きなのですよ。 オートバイが好き、といっても、改造したり、どこどこのメーカーの何何というバイクが欲しい!とかそういうのじゃなくて、単純に乗るのが好きなだけです。 なので、極端な話、動けばどんなにダサいバイ…

【⑮32日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

――32日目 今日からは日本海側に沿って北上することに。とりあえず、島根県を目指すことにした。 先日、銭湯で一緒になったおじさまに、しきりに「角島」を勧められたので、行ってみることにした。 これでもかという程の長い橋がかかっていて、結構感動した…

【⑭30、31日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

――30日目 早朝に起きて活動する予定だったのだが眠り過ぎてしまった。 この日は珍しく目的地が決まっていた。 長崎駅と合体した駅ビル的商業施設だ。そこに、一通りのお土産が売っている所があるのだ。以前来たことがあり、記憶に残っていたので再訪問した…

【⑬28、29日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

――28日目 特に理由はなかったのだが、早めに目が覚めたので、ドルフィンポートへ向かった。 途中、展望台にも立ち寄りました。絶景! 鹿児島には天文館通りという目抜き通りがある。商店街好きな僕はとくに目的もなくぶらぶらとしていた。何か有名な場所は…

②某匿名掲示板のオフ会に参加した時の思い出

――謎の男Hに連れられて 車内で、僕たちが実は高校生だということを告げると、Hは逡巡するような表情をみせました。 さもありなん――日本は法治国家ですから、これ、仮に僕らが『助けてぇ~おじさんに攫われる~』なんて派出所の前で騒いだりしたら、Hは未成年…

①某匿名掲示板のオフ会に参加した時の思い出

――ガケノフチ、初のオフ会 僕が高校生の頃の話です。夏休みに入ったばかりの時分に、何をするともなしに自宅で過ごしていたところ、付き合いの長い友人・Bから着信がありました。 ほぼ毎日のようにスマホで僕ととりとめのない内容のやり取りをしていたB、し…

【⑫27日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

ウサギたちに別れを告げ、民宿を辞去した僕は、鹿児島の市街地へと向かうことにした。 とってもいい民宿でした。洗濯機使い放題でした。俺氏のパーカーが干されています 先日の夜、何気なく食べログを見ていたところ、【みなと食堂】というお店のカンパチ丼…

先生に云われた未来の予言の思い出~K先生!俺が間違ってました!!~

僕が高校生だったころ――二年生だ――Kという体育教師が担任として着任した。 真面目一辺倒という訳ではないが、体育会系の世界を生き抜いてきただけあって、面倒見がいいというか、落ちこぼれに対してあれこれと世話を焼いてくれる先生ではあった。 ところで、…

【⑪25、26日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

――25日目 こんなにも待ち遠しかった朝はない。 僕は、酷く狭い空間で目を覚ました。しかし、気分は爽快だった。 ついぞ点けることの無かったテレビ 眼前には天井が広がっている――目と鼻の先と言ったら大げさだが、ギリギリ膝立ちできるレベルの、天上の低い…

抗うつ剤の副作用で死ぬほど悶え苦しんだ思い出

――今日も、連日書いている家出のお話はお休みです。今回は、薬の副作用について書きます。 僕は新卒で就職してから間もなく、精神を病み、日々不安と焦燥感と戦う日々を送っていた。 どうやら自分に公職の雰囲気は、適合しなかったらしい。 三流高校から三流…

友人Tの話【あの世を見にいこうとした君に言いたかった事】

――毎日、家出の記事を書いていても仕方がないから、少し昔の話をしようと思う 彼とは、高校生の頃に知り合った。 名前をTとしよう。 Tは厭世的な性格と、歯に衣着せぬ物言いで、いつも周囲の人間との間にいさかいの種をまいていた。 植物の種が撒かれたら、…

【⑩23、24日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

――23日目 ガケノフチタツヒコの優雅な朝は、15分間のシャワーから始まる。 今日は倉敷から広島方面を目指すことにした。外に出ると曇天で、今にも雨が降り出しそうな空模様であった。西の方へ行けば暖かいだろうとタカをくくっていたが、早朝の気温は存…

【⑨21、22日目】仕事を辞めた後、ちょっとの間行方をくらませていた思い出

――21日目 この日僕は、地元のほど近いところにある、大きな池のある公園で早朝から佇んでいました。その表情はおそらくはたから見たら「物思いに耽溺している」と言うほか表せないようなものだったでしょう。 自分から地元に帰ってきたくせに、何をそんなに…

【デカ盛り怪奇譚】デカ盛り好きのデカモリスト・ガケノフチの偉大な食レポ

――デカモリスト・ガケノフチがハイテンションで送るデカ盛り食レポ 少し前の話ですが――。 僕は、自分が途方もなくデカ盛りメニューを欲しているということに気がついてしまった……!! 生まれてから今に至るまで一貫して標準体重を厳守しようと日夜奮闘してい…